お茶芽ブログ

桜咲く

春が来た！！

暖かな日が続いたら庭に花が溢れて
一気に春が来たようです。

桜の花も地表近くの蕾が膨らみ
夕方になって一輪咲き、裏の竹やぶでは筍が顔を出しました。

水仙はいつもなら咲く時期に差があるのですが、どの花も満開！
パンジーやポピーも咲き始め我家の庭は春の装いとなりました。

棚田の河津桜

春の足音

今日は暖かな雨
棚田では梅の花と同時に河津桜が咲き始め
蕗の薹がたくさん顔を出してきました。

先日行った野球で有名な常葉菊川の中等部への
出前授業の続きで今日は棚田で体験学習を予定していたのですが
雨で中止となり、チョッと一息・・・・。

いよいよ春めいてきた景色の中で
流れる水の音、鶯の声を聞きながら季節を感じてます。

常葉菊川中学授業

棚田の梅

フキノトウ

カモシカ1

ニホンカモシカと遭遇

今朝、ニホンアカガエルの産卵状況を調べに棚田に行くと
ニホンカモシカにばったり遭遇！

いきなり現れたカモシカは１０ｍほどの距離を保ったまま
しばらく一緒に歩いたと思ったら崖を駆け上り姿を消してしまいました。

じっとこちらを見つめ安全を確認しながら歩く姿は
なかなかの貫禄で優雅な雰囲気を醸し出していました。

カモシカを見るようになったのは今から10数年前のこと
山が荒れてきたことで里に姿を見せるようになったようですが
電車や車に轢かれて亡くなることもあります。

やはり10数年前から多く出没するようになった猪のように
野菜畑を荒らしたりはしないので私達人間は良いのですが
彼らが安全に暮らせる
山に戻れる日が来るのでしょうか・・・・。

カモシカ２

カモシカ３

茶園の霜

春まだ遠く

立春は過ぎても冬真っ盛りのこの頃
毎日、茶園は霜で真っ白になり昼近くまで
茶園は濡れたままになります。

棚田では生みたてのニホンアカガエルの卵は
氷の下で寒そうに固まり
産卵の数は増えてきません。

寒い時期は寒いほうが当たり前で良いのですが
そろそろ春が恋しくなってきたような・・・。
いやいや花粉症の私とって春は辛い季節なのでした！！

氷の下の卵塊

水路も凍る

ニホンアカガエルの卵

棚田にも春の足音

寒い雨が上がり
棚田の氷もスッカリ解け春の足音がしてきたようです。

暖かな朝を待ちかねていた様に静岡県の絶滅危惧種Ⅱ類ニホンアカガエルの産卵が始まり
梅の花もちらほらと咲き始めました。

棚田に1月から水を入れる「冬水田んぼ」は
ニホンアカガエルの産卵のために行われていますが
これから沢山のアカガエルたちが産卵にやってくるのです。

このカエルは普段は隣接する茶草場に住み
寒い冬に卵を産みに棚田に来て産卵し又、茶草場に帰り冬眠に入ります。
ニホンアカガエルは世界農業遺産「静岡の茶草場農法」と棚田によって守られているのです。

いよいよ棚田の春が始まりました！

棚田の梅１

棚田の梅２

紅梅

梅の花咲く頃

漸くＮＰＯの総会が終わり、依頼のあった原稿を一つ片付け
茶草も茶園に敷き終わり忙しさも一段落、やっとブログの更新となりました。

今日の最低気温は－5℃、最高気温は6℃と
この冬もっとも寒い一日！！！。

しかし心配していた雪も降らず
風は冷たいものの外での仕事は朝の厚着から徐々に
薄着になっていく、まるで脱皮するような気持ちで
清清しく作業は捗ります。

家の紅梅は満開近くなり茶草場にある白梅も
ちらほらと咲き始め近づけばホンノリと良い香りが・・・・。

棚田では冬水田んぼが始まり
ニホンアカガエルの産卵も近いと思われます。

徐々に春の足音が聞こえてくる
そんな梅の咲く頃になりました。

白梅１

白梅２

茶草運び

茶草場農法も終盤に

やっと茶草場農法も終盤に掛かり
今日は桜並木の茶草場から茶草を茶工場に運び
切る作業で汗をかきました。

茶草をカッターで切る作業は、その殆どを茶草場で行いますが
桜並木の茶草場は道が狭く車を止めておくと
迷惑になるので運び出し茶工場の裏手で切る事にしています。

この桜並木のある茶草場は毎年お花見ができ
桜が終わると春竜胆が咲くとっても素敵な場所なのです。

今年も桜を楽しみ、春竜胆の咲く日を
待ちたいと思います。

世界農業遺産「静岡の茶草場農法」は
美味しいお茶作りは勿論ですが
とっても素敵な生態系を守っているのです。

茶草切り

草粥

七草粥

一年を平穏に暮らせるよう邪気を払うため食べる七草粥ですが
セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ（コオニタビラコ）は棚田で
そしてスズナ（蕪）、スズシロ（大根）は庭の野菜畑で収穫？？

私は、ここ数日ＮＰＯの事務仕事に追われ忙しく
妻が棚田に行き採って来たのですが、どうもセリが見つからなかったようで
ついでにカメラを忘れ七草の写真がありません・・・・。

兎にも角にも今夜は正月疲れの胃にもやさしい夕食となりました。