お茶芽ブログ

桜の開花１

桜の開花

やっと庭の桜が開花しました。
昨年は21日だったので４日遅い今日の開花となりました。

ここ数日寒い日が続き開花が遅れたのかもしれません。
庭の桜が咲くと春が来た！！って感じです(^_^)/

桜の開花２

新芽の様子１

寒い日が続き心配なのが遅霜の被害・・・・。
今の所その心配は無く芽が延びつつあります。

今の時期は天候ばかりが気になり遅霜注意報が出ると
朝早く起きて防霜ファンが動いているかを確認したりと
心配は尽きません。

今年も順調に育った美味しいお茶を皆さんに届けたいです！！

新芽の様子２

ハンノキ１

榛の木（ハンノキ）伐採

春めいた一日、今日は甥っ子のために茶草場で暖炉用の薪を伐りました。

榛の木は昔、炭の材料として使われた木で、とにかく堅い！！

この堅さが暖炉の薪としても最高と言う事で毎年、伐ってあげるのが恒例となっている。

チェーンソーの刃を研いで伐るのだが直径が60㎝の木を暖炉に入るサイズ30cmに
刻むのは大変な作業^_^;

最後の薪割り作業は甥っ子の楽しみに残し、枝も含めて切った丸太を2台のトラックに満載にし
甥っ子に届ける事になった。
これで来年の冬も薪に不自由はしないだろう。

ハンノキ２

桜

桜と桃がもうすぐ開花

ここ数日の暖かさで庭の桜と桃の蕾が大きく膨らんできました。
昨年の今日は桜が咲いたのですが今年は少し遅いようです。

今の時期、我家の庭は水仙や菫（スミレ）躑躅（ツツジ）沈丁花が咲き
春の色と香りに染まってきています。

桃

茶園では新芽が少し動き出してきました。
いよいよ春本番です！！

水仙

ツツジ

水仙２

プレゼント

河城小学校感謝の会

先日、地元の河城小学校5年生の感謝の会に招待されました。
5年生とは棚田の学習やしめ縄教室で関わり
お月見コンサートでも静大棚けんの学生と一緒に活動しています。

感謝の会では子供達の合唱、合奏、ダンス
クイズを一緒に楽しんだりと
素晴らしい時間を過ごす事ができました。

プレゼントには子供達の作ったペンケースや
感謝の言葉を綴った特大のカードを頂き大感激！！

子供達と関わる活動は私のライフワークとして
続けて生きたい思っています。

子供達のダンス

猩々袴１

猩々袴（ショウジョウバカマ）

暖かな日が続き茶草場に猩々袴が咲き始めました。
北向きのやや湿気るところに咲く花で
その色が中国の伝説上の生き物「猩々」の顔の色に
葉を袴に見立てて猩々袴と言われています。

この花も茶草場に咲く世界農業遺産「静岡の茶草場農法」によって
守られて来たんですよ！

茶草を刈って、美味しいお茶造りに励む事で
来年もこの花をきっと見られることでしょう。

でも美味しいお茶造りは、お茶農家なので当然です。
それよりも綺麗で貴重な花たちを守るために茶草場農法を続けて行く方が
今の時代には求められているのかもしれませんね。

猩々袴２

荒廃茶園

荒廃茶園の整備

今日は20℃を越える気温となり
作業中は暖かさを通り越し暑いほどでした。

5月に菊川市のイベントで使う手摘み体験用の茶園（耕作放棄した茶園）を
草刈り機と整枝機を使って整備したのですが汗だくの作業となりました。

この畑の地主は90歳のお爺ちゃんですが
2年ほど前から耕作をしていない状態でした。
市のイベントがあるのが5月16日なので
通常の茶園は一番茶の収穫が終えている時期・・・・。

これは丁度使えるかも！とお話をしたら
快く使ってくれとの事で今日の作業となりました。

5月のイベントが終わったら整枝し7月に出る芽を紅茶にしてみます。
この畑、今では貴重な在来種の茶園なのでチョッと楽しみ
しかも、2年間農薬も肥料も使っていない！！

どんな茶になるのか今からドキドキなのです。。

整備後の様子

棚田の雪景色１

3年ぶりの雪景色

今朝起きるとナント雪が積もっていました！！
こんなに積もるのは3年ぶりです。

早速、棚田に行くとカメラを手にした人たちが大勢来ていて
雪が解けて消える前に写真を撮ろうと三脚を据えています。

雪景色の棚田はホント綺麗で絵になります。
皆さんいい写真を撮ってくださいね！

棚田の雪景色２

常葉授業１

常葉菊川へ出張授業

今日は恒例の常葉菊川中学へ出張授業に行って来ました。
棚田と茶草場の話を子供達にお話してきましたよ！！

ニホンアカガエルの卵の画像を見せて女子中学生の
悲鳴を聞きながら（これも恒例）楽しく授業させて頂きました。

私達の棚田の活動や世界農業遺産「静岡の茶草場農法」が
育む貴重な生態系をみんなわかってくれたかな？

常葉授業２

ニホンアカガエル生みたて卵

世界農業遺産「静岡の茶草場農法」
ニホンアカガエルの産卵盛んに

棚田の梅が五分咲きとなり
春の色が一段と濃くなってきました。

ニホンアカガエルの卵も棚田のいたる所で産み落とされてい
既にオタマジャクシの泳ぐ姿も見られるようになりました。

静岡県の絶滅危惧種ニホンアカガエルは
世界農業遺産「静岡の茶草場農法」によって守られている
茶草場で生息している種であり
今、盛んに棚田へ産卵に来ています。

この輝く卵の姿を未来に残すために
私達は茶草場農法を続けているのかもしれません。

いやいや、他にも萩、桔梗や春竜胆、夕菅、撫子などなど
貴重な植物も沢山ありました。

未来の残したい貴重な物がいっぱいあるからこそ
続けられる、それが「静岡の茶草場農法」なのです。

棚田の梅

棚田の梅

棚田の梅も咲き始めました。

棚田では荒廃茶草場の整備で出た竹の処理作業で大忙しの一日でしたが
少し暖かな朝だった事で梅がようやく咲き出しました。

昨年と比べ遅い開花となりましたが
やっと棚田に春がやってきたようで水の音も優しく聞こえてきます。

遅いと言えば静岡県の絶滅危惧種ニホンアカガエルの産卵も
昨年と比べ、まだ数が少ないようです。

明日は一段と暖かな朝、そして暖かな雨が降るようです。
きっとカエルたちも暖かさに誘われて棚田へ産卵に来てくれるでしょう。